【症例紹介】注射も効かなかった「変形性膝関節症」の激痛。足を引きずる状態から3週間で仕事復帰した50代男性

「整形外科で変形性膝関節症と言われ、注射を打ったけれど痛みが変わらない…」
「足を引きずるほど痛くて、仕事にも支障が出ている…」

そんな、進行する膝の痛みや、何をしても改善しない激痛にお悩みの方へ。
今回は、強い炎症を伴う膝の激痛に見舞われ、歩行困難な状態から当院の物理療法と整体の計画的なアプローチによって、わずか3週間で仕事復帰を果たした50代男性の患者様の道のりをご紹介します。

患者様: 50代 男性
お悩み: 左膝の強い痛み(変形性膝関節症)、歩行困難
来院の経緯: ご来院の1ヶ月ほど前から左膝に軽度の痛みを感じていましたが、その2週間後に症状が急激に悪化。
整形外科を受診し「変形性膝関節症」との診断を受け、何度か注射治療をされましたが痛みが改善せず、当院へご来院されました。 来院時は歩行時の痛みが非常に強く、足を引きずりながらやっと歩けるような状態でした。

① どの組織が痛いのか?(組織学的推論と病期判断)

初診時、患部には著しい腫脹(腫れ)と熱感が認められました。
この状態は、関節内で強い炎症反応が起きている「急性期」であることを示しています。この時期に無理に関節を動かしたり、強い力で矯正(整体)を行ったりすることは、かえって組織の損傷を広げ、症状を悪化させる危険性があります。

そのため、最初の段階では「関節包や滑膜などの軟部組織に強い炎症が起きている」と推論し、まずは炎症を鎮めることを最優先としました。

そして3回目のご来院時、当初の強い炎症が軽減してきたことで、痛みの実態が鮮明になってきました。全体的な激痛から、「大腿四頭筋(太もも前の筋肉)」および「膝蓋靭帯(膝のお皿の下の靭帯)」という局所的な組織の痛みへと変化していることを的確に鑑別しました。

② なぜその組織が痛くなるのか?(力学的推論)

では、なぜ大腿四頭筋や膝蓋靭帯に局所的な痛みが集中したのでしょうか。
お身体全体の連動性を確認すると、「膝関節の過外旋(膝下が外側にねじれる動き)」と、大腿四頭筋の起始部(付け根)である「股関節の機能低下」が認められました。

股関節が正しく働かず、さらに膝がねじれた状態で歩行や立ち座りを繰り返すことで、太ももの前から膝のお皿の下にかけて、過度な牽引ストレス(引っ張られる力)と摩擦ストレスが集中します。
この「間違った関節の運動連鎖(メカニカルストレス)」こそが、注射をしても痛みが再発・悪化してしまう根本的な力学的要因でした。

③ 改善のための施術方法(物理療法×整体の計画的アプローチ)

当院では、組織の回復段階(病期)に合わせた的確な施術を行います。

  • 第1段階(急性期:初診〜2回目):徹底した組織修復と除痛
    無理な整体(矯正)は一切行わず、細胞レベルでの組織修復を促進する「IM-2000(微弱電流)」と、強力な鎮痛効果を持つ「フィジオアクティブHV(ハイボルト)」を中心とした物理療法に徹しました。5日後の2回目来院時にもまだ痛みが強かったため、「今は組織修復が先決の時期である」ことを患者様にお伝えし、焦らず同様の処置を行いました。

  • 第2段階(回復期:3回目以降):メカニカルストレスの除去(整体)
    炎症が治まり局所の痛みが明確になった段階で、当院の主力である整体アプローチを開始しました。膝の過外旋を修正する矯正、股関節の可動域矯正を行い、膝にかかる力学的な負担を根本から取り除きました。同時に、疼痛部位へのハイボルトとIM-2000の照射も継続しました。

症状には波がありましたが、この解剖学・運動学に基づいた計画的なアプローチにより着実に軽減。
初回から3週間後には、車を運転したり荷物を運んだりするお仕事に復帰でき、以前のように深くまでしゃがめるようにまで回復しました。

④ セルフケアと再発防止のメンテナンス

現在はお仕事に復帰されていますが、負担がかかると膝周辺に軽度の張りが出ることがあります。
また、患者様ご自身が「あの激痛がまた来るのではないか」という再発への恐怖を強くお持ちです。 そのため、ご自宅でできる股関節周りの正しい使い方のセルフケアを指導しつつ、1週間から10日おきのペースで継続的なメンテナンスを行い、力学的なストレスが再び蓄積しないようお身体を管理させていただいております。

まとめ

変形性膝関節症と診断され「注射が効かない」と諦めかけている症状でも、今お身体がどの状態(急性期か回復期か)にあるかを見極め、痛みを引き起こしている本当の力学的要因(関節のねじれなど)を特定すれば、手術をせずに日常を取り戻すことは十分に可能です。

歩くのも辛い膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度、当院の専門的な検査と施術をご体感ください。


可児ボディーメイク接骨院
岐阜県可児市広見1667-1
※当内容はご紹介する症例の一例です。
お身体の状態は一人ひとり異なるため、効果には個人差があります。

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