「1年前から肩が痛かったけど、足を骨折して松葉杖をついてから激痛に…」
「夜、痛みで何度も目が覚めてしまい、仕事も辛い…」
そんな、怪我の二次的な影響による痛みや、辛い夜間痛にお悩みの方へ。
今回は、足の骨折による松葉杖生活が引き金となって肩の痛みが悪化し、睡眠障害まで出ていた30代女性の患者様が、当院の施術で安眠を取り戻された道のりをご紹介します。
患者様: 30代 女性
お悩み: 右肩の痛み、両肩のひどい肩こり
来院の経緯: ご来院の1年ほど前から肩に痛みを感じていました。
しかし、9ヶ月前に足を骨折し、松葉杖をつく生活になったことで、肩への負担が激増し、痛みが急速に悪化してしまいました。
日常生活では、腕を伸ばす動作や、起き上がる動作で強い痛みがあり、特に辛かったのが「就寝時の痛み」です。仕事がある日など疲れが溜まっていると、痛みで一晩に2~3回も目が覚めてしまうほどでした。
【初診時】痛みの原因は、肩ではなく「腕の使いすぎ(筋膜連鎖)」
初診時、肩を動かすだけで強い痛みがあったため、炎症が起きている肩関節そのもの(肩甲上腕関節)を無理に動かすことは危険だと判断しました。
そこで注目したのが、松葉杖で酷使されていた「前腕(肘から下)」と「肩甲骨」です。 解剖学的な「筋膜のつながり(SFAL・DFALなど)」を見ると、松葉杖を強く握りしめていた腕の緊張が、筋膜を通じて肩に悪影響を与えている可能性が高いと判断しました。
そこで初回の施術では、肩には触れず、周囲からのアプローチを徹底しました。
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筋膜のつながりを利用した、前腕部の緊張緩和
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固まっていた肩甲骨(肩甲胸郭関節)の動きを広げる矯正
【4回目〜】夜、朝まで眠れるように!
肩に直接触れなくても、原因である腕や肩甲骨を整えることで、効果は確実に現れました。 4回目のご来院時には、夜中に痛みで起きる回数が1回に減少。
その後も徐々に症状は改善し、10回目のご来院時には、ついに就寝時の痛みがなくなり、朝までぐっすり眠れるようになりました。
現在:仕事の疲れをリセットするメンテナンスへ
現在は、肩の痛みはほとんどなくなりました。 しかし、お仕事が忙しくなると、どうしても原因となった「前腕部」が張ってくる傾向があります。 そのため、痛みの再発を防ぎ、良いコンディションを保つために、2~3週間おきにメンテナンスにご来院いただいています。
まとめ:肩の痛みでも、原因は「腕」にあることも
「肩が痛いから肩をマッサージする」だけでは、今回のように松葉杖や手作業で腕を酷使しているケースの痛みは取れません。 「木を見て森を見ず」にならず、全身のつながりから原因を見つけることが早期改善の鍵です。
夜も眠れないほどの肩の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
【ご注意】 ※当内容はご紹介する症例の一例です。
※お身体の状態は一人ひとり異なるため、効果には個人差があり、結果を保証するものではありません。
※当院では、患者様一人ひとりのお身体の状態に合わせて、最適な施術プランをご提案させていただきます。





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