膝の痛みの正体は「脂肪体」だった?オスグッド後の膝痛が改善した30代男性

「仕事でしゃがむたびに、古傷の膝が痛む…」
「寝違えた首の痛みが、1ヶ月経っても良くならない…」

そんな、複数の不調にお悩みの方へ。
今回は、小学生の頃からの膝の違和感と、最近発症した首の痛みを抱えて来院された30代男性の患者様が、当院の施術で早期に改善し、趣味の格闘技やトレーニングに打ち込めるようになった道のりをご紹介します。

患者様: 30代 男性
お悩み: 仕事中の膝の痛み、右首から肩にかけての痛み
来院の経緯: 【膝について】 小学生の頃に「オスグッド病」を患って以来、常に膝に違和感がありました。最近、お仕事で屈伸動作(しゃがみ込み)をすることが多く、そのたびに痛みが出るようになったためご来院されました。
【首について】 ご来院の1ヶ月前に寝違えを起こして以来、右の首から肩にかけての痛みが取り切れず、残っている状態でした。

【初診時】痛みの原因を徹底解剖

詳しくお身体を検査したところ、それぞれの痛みの原因について以下のことが判明しました。

1. 首・肩の痛みの原因:筋肉を包む「膜」の広範囲な緊張
右の肩周辺(僧帽筋、肩甲挙筋)に強い緊張が見られました。痛む場所がピンポイントではなく広範囲に広がっていたことから、筋肉そのものだけでなく、筋肉を包む「筋膜」に負担がかかっている「筋筋膜性」の痛みであると判断しました。

2. 膝の痛みの原因:オスグッドではなく「膝のクッション」
ご本人はオスグッドの古傷が原因だと思われていましたが、検査をすると膝を曲げた時(オスグッド特有の痛みが出る動き)には痛みがなく、逆に「膝を伸ばした時」に膝のお皿の下に痛みが出ました。
このことから、痛みの正体はオスグッドの骨の出っ張りではなく、膝のお皿の下にあるクッション組織「膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)」が硬くなり、挟み込まれて痛みを出していると判断しました。また、太ももの筋肉(大腿四頭筋)も非常に硬くなっていました。

施術開始:的確なアプローチで早期改善へ

原因が特定できたため、それぞれの部位に合わせて最適な施術を行いました。

  • 首・肩へのアプローチ: 動きが悪くなっていた肩甲骨や、背骨(胸椎)の動きを良くする矯正を行い、広範囲の負担を減らしました。

  • 膝へのアプローチ: 膝をしっかり伸ばせるようにする矯正や、股関節のストレッチを実施。さらに、硬くなった「脂肪体」に対して、痛みを抑えるハイボルト療法を行いました。

【経過】3回で首の痛み、5回で膝の痛みが消失!

的確に原因へアプローチしたことで、症状は早期に改善しました。

  • 右首〜肩の痛み: 3回ほどの施術で痛みはなくなりました。

  • 膝の痛み: 5回目の施術で、仕事中も気にならなくなりました。

当初のお悩みはこれでほぼ改善されました。

現在:格闘技・トレーニングを楽しむためのメンテナンスへ

こちらの患者様は、趣味でトレーニングや格闘技をされています。 練習中に肩や太ももに負担がかかることが多いため、現在は痛みの治療ではなく、「怪我の予防」と「パフォーマンスアップ」を目的に、月に2回程度のペースで定期的なメンテナンスに通われています。

まとめ:長年の違和感も、原因さえ分かれば改善します

「昔からの古傷だから仕方ない」と思っている膝の痛みでも、実は別の場所に原因があり、適切な施術で改善するケースは多々あります。

可児ボディーメイク接骨院では、痛みの本当の原因を見つけ出し、仕事も趣味も全力で楽しめる体づくりをサポートします。 複数の不調でお悩みの方も、ぜひ一度お気軽にご相談ください。


【ご注意】 ※当内容はご紹介する症例の一例です。
※お身体の状態は一人ひとり異なるため、効果には個人差があり、結果を保証するものではありません。
※当院では、患者様一人ひとりのお身体の状態に合わせて、最適な施術プランをご提案させていただきます。

可児ボディーメイク接骨院