【症例紹介】突然の坐骨神経痛に悩まされた70代女性の改善例
「急に腰が痛くなったと思ったら、今度はお尻から足にかけて痛みが…」
「歩くのが辛くて、靴下を履くのにも一苦労…」
そんな突然の坐骨神経痛にお悩みの方へ。
今回は、実際に当院にご来院された70代女性の患者様が、辛い痛みから解放されるまでの道のりを、一連の記録としてご紹介します。
患者様: 70代女性
お悩み: 右のお尻から太ももの裏にかけての痛み(坐骨神経痛)
来院の経緯: ご来院の2週間前、突然腰に強い痛みが走りました。
その後、1週間ほどで痛みがお尻から右足の太もも裏側へと移動してきたため、不安に感じ当院へご来院されました。
来院された際は、歩く時に痛みで足を引きずってしまう状態(跛行)で、靴下を履くなど、体を前にかがめる動作も困難なご様子でした。
【初診時】痛みの原因は「姿勢」と「筋肉の硬さ」にありました
詳しくお身体を検査したところ、痛みの原因は主に2つあると判断しました。
- フラットバック姿勢: 背骨のS字カーブが失われ、背中がまっすぐになりすぎる立ち方(フラットバック)により、腰に常に過度な負担がかかっていました。
- 神経の滑走障害: お尻の奥深くにある筋肉(梨状筋など)がガチガチに硬くなり、すぐそばを通る坐骨神経の正常な動きを邪魔して、痛みを引き起こしていました。
そこで初回の施術では、まず硬くなった股関節の動きを改善させる矯正と、特殊な手技を用いてお尻の奥の筋肉の緊張を緩めるアプローチを行いました。
施術後には、「歩く時の痛みが半分くらいになった」とのお声を頂けましたが、股関節を内にねじる動きでの痛みはまだ残っている状態でした。
【2回目〜】段階的なアプローチで痛みの根本にアプローチ
2回目のご来院時には「痛みが最初の10割から7割くらいになりました」とのこと。
順調な改善が見られたため、前回の施術に加え、硬くなったお尻の筋肉へ直接アプローチできる特殊な電気治療(ハイボルト療法)を追加しました。
3回目のご来院時には、痛みが当初の4割ほどにまで改善。
同様の施術に加え、ご自宅でもケアを続けていただけるよう、股関節を伸ばすストレッチと、太ももの外側の張りを取るストレッチを指導しました。
その結果、6回目のご来院時には痛みの程度は1割ほどとなり、日常生活で支障を感じることはほとんどなくなりました。
【現在〜今後のプラン】痛みの改善から、再発させない体づくりへ
8回目のご来院時には、辛かった痛みはほぼ消失していました。現在は施術の間隔を少しずつ空けながら、良い状態が安定するかを経過観察している段階です。
今後は、痛みが完全になくなった後も再発させないことが重要です。
そのため、
- 間隔を空けながら、負担のかかりにくい体を目指し、股関節と腰がスムーズに伸びるようにする施術を継続。
- 歩く時にお尻が横にぶれないように(トレンデレンブルグ歩行の予防)、お尻の横の筋肉(中殿筋)をご自宅で鍛えるトレーニングを指導していく予定です。
まとめ:痛みが取れた後が、本当のスタートです
突然の激しい痛みは、体からのSOSサインです。
そのサインの奥には、今回の患者様のように、日頃の姿勢のクセや筋肉のバランスの乱れが隠れていることが少なくありません。
可児ボディーメイク接骨院では、目の前の痛みを早期に改善することはもちろん、その背景にある根本的な原因まで見つけ出し、「痛みを再発させない、健康な体づくり」をゴールとしています。
「どうせ治らない」と諦めている坐骨神経痛や、繰り返す腰痛などでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
【ご注意】 ※当内容はご紹介する症例の一例です。 ※お身体の状態は一人ひとり異なるため、効果には個人差があり、結果を保証するものではありません。 ※当院では、患者様一人ひとりのお身体の状態に合わせて、最適な施術プランをご提案させていただきます。
お電話ありがとうございます、
可児ボディーメイク接骨院でございます。