【症例紹介】10年来の変形性膝関節症の痛みが改善した70代女性
「もう歳だから、この膝の痛みは良くならない…」 「長年の変形性膝関節症と、上手に付き合っていくしかない…」
そんな風に諦めてしまっている方へ。 今回は、10年以上にわたり膝の痛みに悩まされていた70代の女性が、痛みを乗り越え、快適な日々を取り戻すまでの道のりをご紹介します。
患者様: 70代 女性
お悩み: 10年来の変形性膝関節症による左膝の痛み
来院の経緯: 10年ほど前に診断を受けて以来、慢性的な痛みと突然来る強い痛みに悩まされていました。
ご来院の10日前に、庭の草むしりをしたことで痛みが急激に悪化し、当院へご来院されました。
来院された際は、歩いたり、膝を曲げ伸ばししたりといった全ての動きで左膝に強い痛みがあり、特に「しゃがむ」動作は痛みで全くできない状態でした。
【初診時】痛みの原因は、変形だけでなく「膝のねじれ」にありました
詳しくお身体を検査したところ、痛みの原因は長年の変形に加え、主に2つの要因が重なっていると判断しました。
- 膝の「ねじれ」(過外旋): 膝が外側にねじれるクセにより、お皿の下にあるクッションの役割をする脂肪の組織(膝蓋下脂肪体)に負担がかかり、強い炎症を起こしていました。
- 膝のお皿の「硬さ」: 太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)がガチガチに緊張することで、膝のお皿(膝蓋骨)の動きが非常に悪くなっていました。
そこで初回の施術では、まず痛みを引き起こしている炎症を抑えることを最優先にアプローチしました。
膝のねじれを元に戻す整復を行い、硬くなった脂肪組織をマッサージ。
さらに、痛みを素早く抑える特殊な電気治療(ハイボルト)を行いました。
施術後には、歩く時の痛みが半分ほどに減り、できなかったしゃがむ動作も少しできるようになったと、変化を実感していただけました。
【2回目〜】膝だけでなく、足首・股関節から全身を整える
2回目のご来院時には少し痛みの戻りがあり「痛みが2〜3割ほど楽になった」とのお声を頂きました。膝の状態は良かったため、前回の施術に加え、土台となる「足首」の動きをスムーズにする施術を追加しました。
3回目のご来院時には、痛みが当初の半分ほどに改善。膝と足首に加え、連動して動く「股関節」の可動域を広げる矯正も行い、下半身全体のバランスを整えていきました。
その結果、6回目のご来院時には、初診時まったくできなかった「しゃがむ」動作が、痛みなくしっかりとできるようになりました。
【8回目〜】日常生活から、趣味のウォーキング再開へ
8回目のご来院時には、日常生活での痛みはほぼ消失していました。
そこで次のステップとして、ご本人様の目標でもあった運動を再開するため「まず20分ほどのウォーキングを試してみてください」とご提案しました。
9回目のご来院時(初診から約2ヶ月後)に様子を伺うと、「平らな道は問題なく歩けるけど、坂道を下る時に膝の前に張るような感じがある」とのこと。
そこで、坂道を下る際の体の使い方や負担のかからない歩き方を指導し、施術を継続しました。
そして、15回程ご来院いただく頃には、30分のウォーキングでも全く問題がなくなり、ご本人様も大変喜ばれていました。
現在:痛みのコントロールと「メンテナンス」という考え方
長年の変形による膝への負担がゼロになるわけではありません。
そのため、良い状態を維持し、痛みの再発を防ぐため、現在は1ヶ月に1回ほどのペースでメンテナンスにご来院いただいています。
今回の症例のように、長年の痛みや「変形しているから」という理由で諦める必要はありません。
痛みの本当の原因を見つけ出し、一つひとつ丁寧にアプローチしていくことで、体は必ず変わっていきます。
可児ボディーメイク接骨院では、目の前の痛みを早期に改善することはもちろん、その背景にある根本的な原因まで見つけ出し、「痛みを再発させない、健康な体づくり」をゴールとしています。
「どうせ治らない」と諦めている膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
【ご注意】 ※当内容はご紹介する症例の一例です。
※お身体の状態は一人ひとり異なるため、効果には個人差があり、結果を保証するものではありません。
※当院では、患者様一人ひとりのお身体の状態に合わせて、最適な施術プランをご提案させていただきます。
お電話ありがとうございます、
可児ボディーメイク接骨院でございます。