【症例紹介】介護職の20代女性、長年の腰痛が根本改善まで
「仕事で繰り返すこの腰痛、もう治らないのかな…」 「マッサージをしても、すぐに痛みが戻ってしまう…」
そんな長引く腰痛にお悩みの方へ。 今回は、実際に当院にご来院された20代女性の患者様が、数年来の腰痛を乗り越え、改善するまでの道のりを一連の記録としてご紹介します。
患者様: 20代 女性
お悩み: 数年前から続く腰痛
来院の経緯: 介護職として働いており、数年前から腰痛はあったものの、ご来院の前日に介助動作を行った際に痛みが急激に悪化。仕事や日常生活に支障が出始めたため、当院へご来院されました。
来院された際は、腰を前に曲げたり、後ろに反らしたりする動きで痛みが走り、長時間座っているだけでも辛いご様子でした。
【初診時】痛みの本当の原因は「立ち方のクセ」にありました
詳しくお身体を検査したところ、痛みの直接的な原因は「スウェイバック」と呼ばれる特有の立ち方のクセにあると判断しました。
これは、骨盤が本来の位置より前にスライドし、バランスを取るために背中が丸まり、結果として腰が過度に反ってしまう姿勢のことです。この姿勢により、腰の骨の関節(椎間関節)に常に負担がかかり、炎症を起こしていました。
そこで初回の施術では、まず固まってしまった背骨(脊柱)と股関節の動く範囲を広げ、正しい位置で体を使えるようにすることを目指しました。
施術後、腰を反らす動きはかなり改善されましたが、「前に曲げた時の突っ張り感が残る」という状態でした。
【2回目〜4回目】一進一退を乗り越えて
2回目のご来院時には「痛みが最初の10割から7割くらいになりました」とのお声を頂きました。順調に改善していたため、引き続き背骨と股関節の動きを良くする施術を継続。
しかし、3回目のご来院時、お仕事が多忙で腰に負担がかかり、痛みがぶり返してしまいました。
ただ、詳しく検査すると痛みは強いものの、関節の動く範囲自体は悪くありませんでした。
そこで、無理に矯正を加えるのではなく、硬くなった筋肉を優しく伸ばすストレッチを中心とした施術に切り替え、体の回復を促しました。
その結果、4回目のご来院時には痛みは当初の半分以下にまで大きく軽減しました。
【5回目〜】再発させない「体づくり」へシフト
5回目のご来院時には、日常生活での痛みはほぼ消失していました。
しかし、当院のゴールは痛みの解消だけではありません。
「痛みを再発させない体づくり」が重要です。
そこで、この回からは施術に加えて、ご自身で体を支える力をつけるためのトレーニング指導を開始しました。特にスウェイバック姿勢を改善するために重要な、お腹の上部の筋肉(上部腹筋)やお尻の筋肉(臀部)を効果的に鍛える方法をお伝えしました。
【10回の通院後】長年の悩みから卒業へ
その後も定期的にご来院いただき、体のメンテナンスとトレーニングの進捗を確認しました。
最終的に10回ほどの施術を終える頃には、長時間の立ち仕事で多少の張りを感じることはあっても、生活に支障が出るような痛みは全くなくなりました。
最後に、施術の間隔を1ヶ月空けてもお痛みの再発がなかったため、安心して「卒院」となりました。
まとめ:痛みが取れた後が、本当のスタートです
急な痛みやケガは、体からのSOSサインです。
そのサインの奥には、今回の患者様のように、長年の生活習慣で生まれた体の歪みやクセが隠れていることが少なくありません。
可児ボディーメイク接骨院では、目の前の痛みを早期に改善することはもちろん、その背景にある根本的な原因まで見つけ出し、トレーニング指導なども含めた「痛みを再発させない、健康な体づくり」をゴールとしています。
「どうせ治らない」と諦めている慢性的な不調や、腰痛などでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
【ご注意】
※当内容はご紹介する症例の一例です。
※お身体の状態は一人ひとり異なるため、効果には個人差があり、結果を保証するものではありません。
※当院では、患者様一人ひとりのお身体の状態に合わせて、最適な施術プランをご提案させていただきます。
お電話ありがとうございます、
可児ボディーメイク接骨院でございます。