「前屈が全くできない…」3年ぶりの再発?急な腰痛が3回で消失した30代男性

「ただ階段を上っていただけなのに、急に腰に激痛が…」
「3年前にも同じことがあって辛かったから、今回は早く治したい…」

そんな、繰り返す急な腰痛(ぎっくり腰)にお悩みの方へ。
今回は、階段の上り下り中に突然の激痛に見舞われた30代男性の患者様が、わずか3回の施術で痛みが消失し、根本改善へと進まれた道のりをご紹介します。

患者様: 30代 男性
お悩み: 急性腰痛(ぎっくり腰)
来院の経緯: ご来院の前日、階段を上っている最中に急激に腰が痛くなりました。実は3年前にも同じような状況でぎっくり腰になり、辛い思いをした経験があったため、「今回は早めに何とかしたい」と当院へご来院されました。

来院された際は、痛みで体を前に曲げること(前屈)が全くできず、力仕事や歩行、朝起き上がる動作でも強い痛みが出ていました。

【初診時】痛みの原因は、腰の深層筋の「炎症」

詳しくお身体を検査したところ、ぎっくり腰で最も痛めやすい、背骨を支える深い筋肉(多裂筋)と、背中の筋肉(腸肋筋)に強い緊張と炎症反応が見られました。

初回の施術では、炎症が起きている腰を無理に動かすのではなく、動きの悪くなっている股関節や背骨のバランスを整えるアプローチを行いました。

  • 腰を反らしやすくする伸展矯正

  • 股関節の可動域を広げる調整

  • 痛みの中心である多裂筋へのハイボルト療法(鎮痛)と、IM-2000(消炎効果)

【2回目〜】炎症が引けば、回復は早いです

早期に来院し、適切な処置を行ったことで、回復は非常にスムーズでした。 2回目のご来院時には、痛みがすでに半分ほどに軽減。 炎症が治まってきたと判断し、ここからは筋肉の柔軟性を高める施術にシフトしました。ご自宅でもできる股関節や太もものストレッチも指導しました。

そして、3回目のご来院時には、あれだけ辛かった痛みはほぼ消失していました。

根本原因:繰り返す腰痛の正体は「スウェイバック」と「育児」

ぎっくり腰の痛みは取れましたが、この患者様には「お子様を抱っこする際に腰が痛む」という慢性的なお悩みがありました。 姿勢を詳しく分析すると、骨盤が前にスライドしてお腹が出る「スウェイバック姿勢」になっており、これが腰の下部(下部腰椎)に常に負担をかけていたのです。

3年前のぎっくり腰も、今回の再発も、この姿勢が根本的な原因でした。

現在:再発させないためのメンテナンスへ

現在は、二度とぎっくり腰を繰り返さないため、そしてお子様を笑顔で抱っこできるように、3週間おきにメンテナンスを行っています。 スウェイバック姿勢を改善する骨盤矯正や、背骨(上部胸椎)の動きを良くするストレッチを継続中です。

まとめ:ぎっくり腰は「再発予防」までが治療です

「痛みが取れたから終わり」にしてしまうと、姿勢のクセが残っている限り、また数年後に同じ痛みを繰り返す可能性があります。 今回の患者様のように、痛みが取れた後こそ、自分の体を見直す最大のチャンスです。

可児ボディーメイク接骨院では、急な痛みの早期改善はもちろん、その後の再発予防までしっかりとサポートします。 繰り返す腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。


【ご注意】 ※当内容はご紹介する症例の一例です。
※お身体の状態は一人ひとり異なるため、効果には個人差があり、結果を保証するものではありません。
※当院では、患者様一人ひとりのお身体の状態に合わせて、最適な施術プランをご提案させていただきます。

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