【症例紹介】草むしりで動けなくなった腰痛、根本改善まで
「庭仕事で急に腰に激痛が…」 「痛みが引いても、またいつ再発するか不安…」
そんな辛いぎっくり腰や、その後の不安を抱えている方へ。
今回は、先日実際に当院にご来院された患者様の改善までの道のりを、一連の記録としてご紹介します。
患者様: 30代 男性
お悩み: 腰の痛み
来院の経緯: ご来院当日の朝、ご自宅の庭で草むしりをしていた際に腰に激痛が走る。
夕方には痛みがさらに強くなり、当院へ来院されました。
来院された際は、腰を前に曲げたり、後ろに反らしたりすることが痛みで全くできず、寝返りをうつのも辛いご様子でした。特に、座った状態から立ち上がるなど、動き始めに「ズキッ」とした強い痛みが走る状態でした。
【1回目〜2回目】まずは目の前の激痛を取り除く
詳しくお身体を検査したところ、痛みの直接的な原因は「背骨の深い部分にある、体を支える重要な筋肉(多裂筋)」が、炎症を起こしていることだと判断しました。
そこで最初の2回の施術では、何よりもまず強い痛みと炎症を抑えることを最優先に施術を行いました。
- 股関節の動きを滑らかにする施術: 硬くなっていた股関節の動きをスムーズにするための優しいストレッチと矯正を行い、腰への負担を軽減させました。
- 特殊な電気治療(ハイボルト療法+微弱電流療法): 痛みの原因である深い筋肉に直接アプローチできる「ハイボルト」で痛みを素早く取り除き、傷ついた組織の回復を早める「微弱電流」で体の自然治癒力を高めました。
その結果、翌日の2回目の来院時には「日常の動きはかなり楽になった」とのお声を頂きました。
しかし、「朝、ベッドから起き上がる時の痛みだけはまだ強く残っている」という状態でした。
大きな炎症は引いたと判断し、この日は筋肉の緊張に対してさらに集中してアプローチできるハイボルト療法をメインに切り替えて施術を行いました。
【3回目】痛みが引いた後に見えてきた「本当の原因」
初回来院から5日後、3回目の施術にお越しいただいた際には、お身体にさらなる変化が現れていました。
「朝の痛みもほとんど気にならなくなり。最初の痛みを10とすると、今は1か2くらい」と言って頂けました。
しかし、ここでご本人から新たな訴えがありました。
「その代わり、座っていると昔から気になっていた太ももの裏が張ってくるんです…」
これは、実は非常に重要なサインです。
急な激しい痛みが落ち着いたことで、体に隠れていた根本的な問題、つまり「太ももの裏の硬さ」が表面化してきたのです。
太ももの裏にある筋肉(ハムストリングス)が硬くなると、骨盤が後ろに倒れてしまい(後傾位)、慢性的な腰の張りを引き起こします。
そこで、この回からは施術のメインを切り替え、体の土台である骨盤のバランスを正常な位置に整える施術へとシフトしました。
【10回の通院後】長年の悩みも解消し、再発しにくい体へ
その後も定期的にご来院いただき、骨盤を中心に全身のバランスを整える施術を継続しました。
そして、トータルで10回ほどの施術を終える頃には、
「あれだけ辛かった腰痛はもちろん、長年当たり前だと思っていた座っている時の太ももの張りも、ほとんど気にならなくなった!」との嬉しいお声を頂きました。
今回の腰痛は、もともとあった骨盤の歪みという土台の不安定さがあった上で、草むしりの動作が「最後の引き金」になったに過ぎません。その根本原因である骨盤を整えたことで、今後同じような痛みを繰り返すリスクを大きく減らすことが可能となります。
まとめ:痛みが取れた後が、本当のスタートです
急な痛みやケガは、体からのSOSサインです。そのサインの奥には、長年の生活習慣で生まれた体の歪みやクセが隠れていることが少なくありません。
可児ボディーメイク接骨院では、目の前の痛みを早期に改善することはもちろん、その背景にある根本的な原因まで見つけ出し、「痛みを再発させない、健康な体づくり」をゴールとしています。
「どうせ治らない」と諦めている慢性的な不調や、繰り返すぎっくり腰などでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
【ご注意】 ※当内容はご紹介する症例の一例です。 ※お身体の状態は一人ひとり異なるため、効果には個人差があり、結果を保証するものではありません。 ※当院では、患者様一人ひとりのお身体の状態に合わせて、最適な施術プランをご提案させていただきます。
お電話ありがとうございます、
可児ボディーメイク接骨院でございます。