【症例報告】マッサージでは治らない!デスクワークによる慢性的な肩こりと頭痛の根本改善(30代女性)

今回は、もともと慢性的な肩こりがあり、お仕事の繁忙期をきっかけに頭痛や吐き気まで伴うようになった30代女性(デスクワーク)の改善症例をご報告します。

「肩がこるから肩を揉む」という対症療法だけでは、肩こりは根本的には改善しません。
当院では、なぜそこに負担がかかるのかを論理的に評価し、治療を行っています。

【患者様情報と主訴】

  • 年齢・性別・職業: 30代 女性 デスクワーク

  • 症状と経緯: もともと慢性的な肩こりがあったが、来院1週間前から仕事が多忙になり症状が急激に悪化。頭痛も出現するようになり来院。

  • 日常生活での制限(ADL): 特にデスクワーク中の辛さが顕著であり、症状が酷い時は気持ち悪さ(吐き気)を伴う状態。

【当院での評価・推論】
問診および姿勢・動作分析から、今回の痛みの原因を以下のように評価しました。

  • ① 組織学的推論(どこが痛いのか)
    首から肩にかけての「僧帽筋」「肩甲挙筋」、および首の付け根にある「後頭下筋群」に強い筋緊張が起きており、これが肩こりおよび緊張型頭痛の直接的な発痛源となっていました。

  • ② 力学的推論(なぜそこが痛くなったのか)
    根本的な原因は、デスクワーク特有の不良姿勢にあります。過度な「巻き肩(肩関節の内旋・肩甲骨の外転)」と「頭部前方位(頭が前に突き出た姿勢)」により、首から肩の後面の筋肉(僧帽筋など)が常に引き伸ばされながら頭部を支えなければならない状態でした。この持続的なメカニカルストレスが限界を超えた結果、強い症状として現れていました。

【施術内容と経過】
上記の評価に基づき、痛みを出している組織の鎮痛と、負担をかけている不良姿勢の改善(整体)を並行して行いました。

  • ③ 施術方法

    1. 姿勢矯正(整体・徒手アプローチ): 巻き肩の原因となっている胸の前側の筋肉(小胸筋)や背中の筋肉(広背筋)に対して徒手アプローチ(MA)を行い、短縮をリリースしました。同時に、硬くなった上部胸椎のストレッチと、鎖骨の上方回旋を促すことで、肩甲骨が正しい位置に戻るよう骨格・関節の動きを改善しました。

    2. 物理療法: 筋緊張が強く、頭痛の直接的な原因となっている僧帽筋と後頭下筋群に対して「フィジオアクティブHV(ハイボルト)」を照射し、深部の過緊張と痛みを即効的に取り除きました。

  • 経過と結果: 初回から首肩の軽さを実感していただき、3回目の来院時には頭痛は完全に消失しました。たまに肩がこる程度まで症状が落ち着きました。

【今後の予防とセルフケア】

  • ④ セルフケアと現在の状況 施術効果を維持し、巻き肩を予防するために、ご自宅や職場でできる「小胸筋と広背筋のストレッチ」を指導しました。 その後、数ヶ月間メンテナンスとして通院していただきましたが、治療間隔を大きく空けても肩こりが全く出ない状態を維持できるようになったため、無事に「卒院」となりました。

【まとめ】
今回の症例で最も重要なのは、「ただ肩を揉むだけでは肩こりは改善しない」ということです。痛い部分をマッサージしても、巻き肩や頭部前方位といった「力学的なストレス」を取り除かなければ、すぐに元の状態に戻ってしまいます。

頑固な肩こりや頭痛でお悩みの方は、解剖学・運動学に基づいた当院の根本治療をぜひ一度ご体感ください。

可児ボディーメイク接骨院
住所:1667-1
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